グリース充填装置
非接触型グリース充填装置「KGFEA-SF-AB-H1-T2」
「KGFEA-SF-AB-H1-T2」は、非接触でグリースの充填を行う装置です。
従来の接触型グリース充填装置で問題になっていたグリースの垂れによる汚れを、非接触型にする事で大幅に改善できました。
【特長】
- ノズルからグリースの垂れが低減されます。
- グリースの充填量は供給圧、供給時間で設定する事で充填量のバラツキも少なくなります。
- 単射出型は、ワークごとに専用のノズルが必要ないので、段取り替え部品の個数が削減します。
- 相型射出型は、ワンモーションで同時射出するので、サイクルタイムが大幅に短縮できます。
【単射出型仕様動画】
【相型射出仕様動画】
【構 造】
グリースを加熱ホースに通して加温し、一定の稠度(ちょう度)に安定させます。加温されたグリースを供給圧、射出時間を調整・設定してノズルより射出充填します。ノズルをワークに接触させる事無く射出充填する事が可能になったことで、従来トラブルのひとつとして懸念されていたノズルからのグリース垂れ現象やワークからのグリース糸引き現象による搬送面の油汚れが大幅に改善されました。また供給圧、射出時間を調整する事で充填量のバラツキも少なくなりました。
【単射出型仕様】
ワーク割り出しテーブルを回転しながら単射出型でグリースを射出します。
射出位置を移動する事で、サイズが違うワークにも対応できます。
【相型射出型仕様】
相型射出型はグリースをワンモーションで同時射出します。
サイズが違うワークに変更する時は、射出口のノズルを交換します。ノズルはワンタッチで取り外しが可能です。